研修の提供(アイワークス株式会社、https://www.3dcad-inventor.com/)、営業・研修企画・顧客伴走(株式会社オアシス)、人材開発支援助成金の申請実務(社労士事務所みなとみらい人事コンサルティング)をひとつの流れに束ね、ものづくり企業の設計人材育成をワンストップでご提案します。本記事では、提携の背景・提供メニュー・助成金活用による費用軽減の試算までを解説します。

目次

  1. 提携の背景|なぜ今、製造業に3DCAD研修と助成金活用が必要か
  2. 業務提携の概要|3社の役割分担と進め方
  3. 提供メニュー|3DCAD(Inventor)講習の一覧
  4. 人材開発支援助成金で受講費の負担を軽減
  5. 支給要件と申請スケジュール
  6. よくある質問
  7. まとめ|設計人材育成のご相談は

提携の背景|なぜ今、製造業に3DCAD研修と助成金活用が必要か

製造業では、3次元CADへの移行や設計業務のデジタル化(設計DX)が加速する一方で、設計部門の人手不足が同時に深刻化しています。この提携は、次の3つの追い風が重なったタイミングで実現しました。

  1. 3D CAD化・設計DXの進行……図面中心的な設計から3Dモデルを核とした設計・製造への転換が進み、Inventorをはじめとする3D CADの操作力が実務の前提になりつつあります。
  2. 設計人材の不足・高齢化……熟練設計者の退職が重なる中、未経験者・若手を自社内で育成するニーズが高まっています。
  3. 助成金による費用軽減……「人材開発支援助成金」を活用できれば、訓練経費と訓練中の賃金の一部が助成されます。

とはいえ、実際に研修を導入しようとすると、次のような壁にぶつかります。

  • 3D CAD研修を実施するノウハウが社内にない
  • 研修費の費用負担が重い
  • 助成金の手続きが分からない
  • 研修で終わらず、現場に定着するのか不安

この提携では、研修は専門会社に、申請は社会保険労務士に、営業から研修後の伴走までをオアシスが担当します。入口・費用・定着の3つのハードルを、一度に下げる仕組みです。

業務提携の概要|3社の役割分担と進め方

「つくる力」を教える会社(アイワークス)と、「売る力」「制度を使う力」を持つ会社(オアシス・みなとみらい)が組みます。役割分担は次のとおりです。

役割株式会社オアシスアイワークス株式会社社労士事務所みなとみらい人事コンサルティング
営業・顧客接点顧客ヒアリング・提案技術相談の対応助成金のご案内
研修の設計・実施研修企画講習の設計・実施―
助成金の要件確認・計画届・支給申請顧客情報の連携訓練内容の情報提供要件確認から支給申請まで
研修後のフォローフォローアップ・追加提案技術サポート―

アイワークス株式会社は機械設計会社が運営する「現場目線」のInventor講習が特長です。設計の実務に触れてきた講師陣が、実務で使える操作を指導します。全国出張・オンラインにも対応します。

業務の進め方(7ステップ)

①顧客ヒアリングオアシス②研修設計・見積アイワークス③助成金要件の確認みなとみらい④計画届の作成・提出みなとみらい支援⑤訓練の実施アイワークス⑥支給申請みなとみらい⑦フォローアップオアシス顧客ヒアリングから研修実施・助成金の申請・その後のフォローまでを一つの流れでご提供します

※提携先間の受講料・申請支援料の配分などの条件は、ここでは割愛しています。

提供メニュー|3DCAD(Inventor)講習の一覧

アイワークスの3DCAD講習を、オアシスの顧客企業向けにご用意します。日程は応談、全国出張・オンラインにも対応します。

コース名日数・時間内容受講費の目安(税別)
Inventor スタンダード3日間9:00〜16:00×3日3Dパーツモデリング・アセンブリ・2D図面化の基本108,000円
Inventor 速習2日間(会場開催)9:00〜16:00×2日基本の3点(パーツモデリング・アセンブリ・図面化)を短期で習得179,000円(テキスト費用含む)
カスタム演習オプション―貴社オリジナル課題を作成し、最終課題として実施29,700円
機械製図 空間把握トレーニング(A)―ペーパー&デジタル19,000円
機械製図 図面の読み方講座(B)――54,000円
機械製図実務 部品図作成トレーニング(C・通称ばらし演習)――219,000円〜
中長期型育成トレーニング(D)10日間〜(6h/日)―292,000円〜

このほか、実務対応コース/計画図面からの部品図・アセンブリ演習/トップダウン設計/有限要素法による構造解析/配管3Dモデル/フレームジェネレーター(製缶・架台)/Inventorオーダーテンプレートシステム制作など、実務に直結したメニューを取りそろえています。

※受講費は税別・一例です。最新の料金・開催日程は別途確認のうえご提示します。日程は応談、全国出張・オンラインにも対応します。

人材開発支援助成金で受講費の負担を軽減

本提携の大きな特長が、人材開発支援助成金の活用です。厚生労働省が管轄するこの助成金を利用できる場合、訓練経費と訓練期間中の賃金の一部が助成され、受講のハードルを下げられます。活用できるのは、主に次の2つのコースです。

項目① 人材育成支援コース(人材育成訓練)② 事業展開等リスキリング支援コース
対象10時間以上のOFF-JT(職務に直接関連する訓練)事業展開、DX・GX化、企業内の人事・人材育成計画に基づき今後従事することが予定される職務に係るOFF-JT
経費助成率45%(中小企業。賃金要件等を満たす場合は60%)75%(中小企業。中小企業以外は60%)
賃金助成800円/人・時間(同1,000円)1,000円/人・時間(中小企業以外は500円)
設備投資加算―要件を満たす場合、導入費用の50%
時限措置―令和8年度末までの時限措置

※支給限度額:1事業所1年度あたり1億円。制度の詳細は厚生労働省のページをご確認ください。
参照:厚生労働省「人材開発支援助成金」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html

試算イメージ|若手3名が「Inventor スタンダード3日間」を受講する場合

受講料:108,000円 × 3名 = 324,000円(税別)

経費助成(助成率75%が適用される場合):約 243,000円

賃金助成:18時間 × 3名 × 1,000円 = 54,000円

→ これらを活用できれば、実質負担は大きく軽減されます。

※金額は試算イメージです。経費助成には1人1コースあたりの限度額があり、実際の支給額は労働局の審査・要件の充足状況により変動します。

支給要件と申請スケジュール

主な支給要件(チェックリスト)

  • 雇用保険適用事業所の事業主であること
  • 対象労働者が雇用保険被保険者であること
  • 職業能力開発推進者を選任していること
  • 事業内職業能力開発計画を策定し、労働者に周知していること
  • 訓練開始日の6か月前から1か月前までの間に、管轄労働局へ「職業訓練実施計画届」を提出すること
  • 訓練経費は事業主が全額立替払いし、訓練期間中も賃金を適正に支払うこと
  • 訓練時間数が10時間以上であること
  • 職務に直接関連するOFF-JT(またはOFF-JT+OJT)であること

申請スケジュール(4ステップ)

STEP内容タイミング
STEP 1計画届の提出訓練開始の1〜6か月前
STEP 2訓練の実施計画に沿って実施
STEP 3支給申請訓練終了日の翌日から2か月以内
STEP 4助成金の支給後払い

助成金は訓練終了後の「後払い」です。受給可否は最終的に労働局の判断となります。計画届の提出期限に間に合わないと支給申請自体ができなくなるため、研修開始のおよそ2か月前までにはご相談いただくことをおすすめします。要件確認・計画届の作成・支給申請は、社労士事務所みなとみらい人事コンサルティングが一貫して支援します。

よくある質問

Q1. 未経験の社員でも3DCAD(Inventor)研修は受けられますか?

A. はい。機械製図の「空間把握トレーニング」や「図面の読み方講座」など、土台から段階的にステップアップできるコースをご用意しています。経験と目的に応じたカリキュラムをご提案します。

Q2. 研修費の目安を教えてください。

A. 例えば「Inventor スタンダード3日間」(9:00〜16:00×3日)は108,000円(税別)です。料金は一例で、最新の料金・開催日程はお問い合わせください。

Q3. 人材開発支援助成金を活用すると、負担はどれくらい軽減されますか?

A. 中小企業が「事業展開等リスキリング支援コース」の要件を満たす場合、訓練経費の75%に加えて賃金助成(1,000円/人・時間)が受けられます。3日間コースを3名が受講する場合、経費助成約24.3万円+賃金助成5.4万円が見込めます(試算イメージ)。

Q4. 助成金の申請手続きは自社で行う必要がありますか?

A. いいえ。「職業訓練実施計画届」の作成・提出から支給申請までを、社労士事務所みなとみらい人事コンサルティングが一貫して支援します。

Q5. 職業訓練実施計画届の提出期限はいつですか?

A. 訓練開始日の1か月前まで(6か月前から提出可能)です。期限を過ぎると支給申請ができなくなるため、早めのご相談をおすすめします。

Q6. 地方の事業所でも受講できますか?

A. はい。全国出張・オンラインに対応しています。開催日程は応談です。

まとめ|設計人材育成のご相談は

3社の強みを束ね、ものづくり企業の設計人材育成をワンストップでご提案します。

  1. 現場発の3DCAD講習を顧客基盤へ……機械設計会社ならではの「現場目線」のInventor講習を、全国の出張・オンラインで提供します。
  2. 助成金活用で受講負担を圧縮……人材開発支援助成金(経費最大75%+賃金助成)の活用で、受講のハードルを下げます。
  3. 計画届から支給申請まで一貫支援……提携:社労士事務所みなとみらい人事コンサルティングが申請実務を一貫して担当します。

「3D CAD化を進めたいが、人を育てる最初の一歩が重い」と感じたら、まずは課題をお聞かせください。研修メニューと助成金の両面から、最適な育成プランをご提案します。

お問い合わせ

初回相談は60分の無償ヒアリングからご対応します。提供エリアは全国(オンライン中心・対面は応相談)です。

担当:泉 佳男
E-MAIL:y-izumi@oasis-inc.co.jp
お問い合わせフォーム・QRコード(公式サイト掲載)からも受け付けています。

この記事を書いた人

株式会社オアシス
経営コンサルティング・教育研修を事業とし、全国の企業(オンライン中心・対面は応相談)に人材育成と経営改善のご提案をしています。本件に関するご相談・取材のお問い合わせは上記担当まで。

参照:厚生労働省「人材開発支援助成金」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html